祖母KIYOSHIYAと孫の私の共同生活始めて30年。。。日々少女に戻っていくKIYOSHIYAとのドキュメンタリー^^


by kiyoshi-ya
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カテゴリ:KIYOSHIYA( 8 )

早朝、デイケアから電話が。。

『KIYOSHIYAさん大丈夫でしたか??実は昨日ウチのスタッフから聞いたんですけど、KIYOSHIYAさん朝からトイレを行ったり来たりされていまして。。便が出にくかったんじゃないかと。。』

えっっ?!昨日の騒動は。。。。便秘????

嘘みたいな話ですがKIYOSHIYAならやりかねない。

まあ元気なら良かったではないか。。。と自分を励ます。

今日はKIYOSHIYAのごはん、パンツを準備して待っていてあげよう!!と張り切っていた。

家の掃除をし、KIYOSHIYAの布団を干し、さて買い物へ。。。。

車で出ようとした時、デイケアから帰宅のKIYOSHIYAを目撃。

え!!!!早すぎる〜〜!!

でも1000円は置いてきてないし、1時間くらい待ってるでしょ。。だってまだ3時だもん。

急いで買い物を済ませ。。。ここから事件は起きた。

家中の電気が付いている。まだ外は明るいのに。。。これまた何度もお願いしてる事。

注意しようとリビングへ。。

水が出しっ放しだ〜〜〜!!そんな時、私が止めちゃダメ!

出ていない水道を前にしていくら注意しても『自分はやっていない』の一点張り。

KIYOSHIYAにしてみりゃ身に覚えの無いことで怒られているのだ。

まずは水道を止めさせねば!

耳は遠いから伝わるまで時間がかかりすぎる。

私は水道を指差した。

KIYOSHIYAは慌てる様子もなく当たり前の様に蛇口を閉めた。

『今、止めようとしてたんよ』とKIYOSHIYA。

そんなわけない!!

しかも、赤い蛇口を閉めたよね。。あれだけお湯を使わない様に言ってたのに。。

『私はこっち(青い蛇口)を閉めた』とKIYOSHIYA。

KIYOSHIYAが水を使う時間は5秒程度。

自分の使った箸をジャバジャバっとすすぐ位。いつも私が洗い直す。

お湯の蛇口をひねったところでお湯になる前に終了してしまう。

それなら水でいいじゃん。ガス代だってかかるし。。。

もちろんそんな理屈がKIYOSHIYAに通用する訳もない。

水の出しっ放しはもういい!!次は電気だ!!

KIYOSHIYA『今、付けたばっかりだから!』

いつもそう言ってくるが、そんな問題か???

この時点で結構イライラしてしまっていた。

ダメ!今日はばあちゃんにご飯作って、一緒に居る予定だ!!

私はこれ以上この話をしちゃマズいと思い、

『ばあちゃん、今から作るけ待っててね』と買ってきたものを冷蔵庫へ直そうとした。

そのとき。。。

『お金がじぇ〜〜んじぇん無かったからうどんしか買えなかったよ。
お金足りなかったけど顔なじみやけお金は今度でいいよ。って言ってもらったから、孫が帰ってきたら払いに来ます。って言ってある。。ほら、じぇ〜〜んじぇんないでしょ!』

と財布を私に見せた。

プッッチ〜〜〜ン!!!

キレてしまった。

『私は節約のために一生懸命やってるのに!パンツだって買って来たのに!』

なんか色々大声で言ったと思う。でもきっとKIYOSHIYAには聞こえていない。

いや、聞こえてるのでしょうが言葉として理解はできていないと思う。

ポカ〜〜ンとしている表情がはがゆくて、

自分の財布にあったお金を全部テーブルに叩き付け、『好きにしろ!!!』と家を出てしまった。

エレベーターの中で『あっ、買って来た魚を冷蔵庫に入れてない』なんだか妙に冷静だった。

すぐに家に戻ると。。。

KIYOSHIYAが号泣していた。

大声をあげてタオルに顔をうずめていた。

びっくりした。

30年以上一緒に暮らしてきて初めて見た。

KIYOSHIYAの息子が亡くなった時もあんな風に泣かなかった。

私はとっても悪い事をしたのだと深く反省した。

『ごめんなさい。私が悪かった。』と声をかけても泣き止まないKIYOSHIYA。

肩に手を置いてもう一度『ごめんなさい。』

やっとKIYOSHIYAは顔を上げた。


あれ?????涙出てない???

あれ?とは思ったものの91歳にもなると涙は出なくなるのでしょう。

悲しい気持ちにさせたのは事実。

『ばあちゃんが悪いのよ。ごめんなさい。』

私に言いました。

ばあちゃんの何が悪いのでしょう。。。

ばあちゃんは自分の何が悪いと思ったのでしょう。。。

悪いと思っているのでしょうか。。。

そんなことど〜〜〜〜でもいい!!

新しいパンツに大喜びのKIYOSHIYAを見て、温かい気持ちになった。



。。。。。次の日も電気は全部付いてましたヾ(- -;)
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by kiyoshi-ya | 2011-04-21 20:26 | KIYOSHIYA
つい先日のことでした。
KIYOSHIYAが通うデイケア(KIYOSHIYA曰く会社)から電話が。。。
「昼食後、KIYOSHIYAさんが息ができないと言われて。。今、横になってもらってます」
その言葉を聞いた瞬間、過去の出来事が私の頭を駆け巡った。

あれは4年前。。。母の時もそうだった。
仕事中に携帯が鳴り。。。。結局ひとりで母の最期に立ち会った。。あの日の事を。。。。。

急に恐くなり、「今すぐ病院へ連れて行きます!」私は頭で考える前にそう口にしていた。

なんで母の時にすぐ口にできなかったんだろう。。。。。。

とにかくすぐに病院へ。。。。

ところがかかりつけの病院は昼休みの時間。

あと1時間もある。

一旦出直そうと思った私にKIYOSHIYAは

「お腹がペコペコ!!!お腹すいた~~~~」と駄々をこねだした。

あれ???昼ご飯食べたばかりなはず。。。

とりあえず近所の定食屋さんへ

ペロッと完食!!!推定、成年男子の量!

お腹を満たしたところで病院へ。。。

結果、熱は少しあるものの至って正常。

風邪薬を処方され帰宅。

「もうご飯はいらないよね?」念のため確認。

「いっぱい食べたからもう大丈夫!」笑顔のKIYOSHIYA。

。。。。当たり前だヾ(- -;)

元気そうだし、私は友人と出掛けることにした。

明日の分のお小遣い1000円をテーブルに置いて。。。

家に戻ると当然テーブルの上の1000円は消えており、KIYOSHIYA就寝中。

リビングの床の上にはおにぎりの海苔(切れ端)が落ちている。

また食べたか ヾ(- -;)

冷蔵庫を開くと少しだけ残してあるドロドロのカップアイス。

注)KIYOSHIYAは冷凍庫と冷蔵庫の区別がつきません。

デザートまで食べちゃいましたか。。。

沢山食べれるのは良い事なんですが、

KIYOSHIYAの金銭感覚にいつも頭を悩ましているのも事実。

お金を見るとなにか買わずにはいられない性分。

行きつけの店(コンビニ)で思いつくものを手当たり次第に買ってくる。

その行動をなんとかしなければ。。。

だからKIYOSHIYAは1日1000円。

しかも私がご飯を用意できていれば、その1000円も必要ないはず。

と。。そんな考えは甘かったのか。。。

その日の深夜、リビングへ行くとベットの上に座っているKIYOSHIYA。

しかも下半身真っ裸!!!

恐る恐る『ど〜したの?』と訪ねると

『パンツがじぇ〜んじぇん(全然)無い』とキレ気味。

『こんな夜中に!!』とムカつく気持ちを抑え、タンスやベット周りを探す私。

『そこはもう探した!』『そこも見たっちゃ!!』と私の捜索意欲を削ぎまくるKIYOSHIYA。

怒り爆発!!!!もう探しちゃらん!!!無いモンは無い!!!

ステテコに尿とりパットで寝かせることに。。

不満そうに眠りにつくKIYOSHIYA。

一つだけ聞きたい。20枚以上あったパンツはどこへ????

KIYOSHIYAに聞いてもまともな答えが返ってこないのも知ってる。


たぶん。。。捨てたな。。。。。
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by kiyoshi-ya | 2011-04-20 23:56 | KIYOSHIYA

 夜更かし。。。

私が仕事から戻る頃にはすっかり就寝中のKIYSHIYA

駐車場から見上げる我が家の電気が真っ暗だと安心するのです。

もちろん私だって電気が付いていて、

暖房もバッチリな暖かい所に帰ってきたいのですが。。。

でも、たまに電気が付いていることもあります。

昔は『ドキッッ!!!』としていました。

お年寄りと暮らしていると『もしかして????!!』

なぁんて思ってしまうんです。

でも最近は違う『ドキッ!!!』なんです。

私に用事があって気になって。。気になって。。。

眠っていても起きてしまうんです。

『お金がじぇんじぇん(全然)ない』(彼女はかなりの浪費家)

『TVがじぇんじぇん(全然)映らない!壊れた』(手当たり次第にボタンを押しただけ)

その他もろもろ。。。。

自分の用事が私に伝わると安心して爆睡です。

早朝だっておかまいなし!!!

まだ眠っている私の部屋に来るなり

『あんた具合が悪いんじゃないの???』と起こしてくる。

『え???別に悪くないよ』目をつぶったまま応えると。。。

『お金がじぇんじぇん(全然)ないけお願いね!』

会話になってない。。。


。。。。。それが言いたかっただけですか。。。。ヾ(- -;)
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by kiyoshi-ya | 2011-01-15 03:46 | KIYOSHIYA

 鍋まつり!!

もう10年前のことでしょうか。。。

仕事からクタクタで帰ってきた私。。

お腹ペコペコ、でも先にお風呂に入りたい!!

同時は無理だから、『お風呂あがってすぐにビールとご飯!!』

そう決めてました。

インスタントラーメンしか無かったので小鍋に水を入れ、火をつけました。

横に器をセット!!

当時はまだ火を使えていたKIYOSHIYAに『湯が沸いたら火を消しておいて』

とお願いし、ダッシュで入浴。。。




え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!


なんと鍋の中でラーメンが袋ごと茹でられているのです。

お祭りの絵が書いてあるパッケージがグツグツ茹でられ、躍動感あふれてます。

もちろん袋を開け。。。

ドロッと出でくる麺を泣きながらいただきました (:_;)

KIYOSHIYAは手伝った感で満足そうでした。

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by kiyoshi-ya | 2011-01-10 16:16 | KIYOSHIYA

 ご出勤!!

以前にも書きましたがKIYOSHIYAは仕事人間です。

家事をした経験がほとんどありません。

昔から『祖母と二人暮らし。。。』と知った人は

『いいねぇ!おばあちゃんと一緒なら。。』と

『家庭的』『知恵袋的』なことを羨ましがられますが。。。

KIYOSHIYAの辞書に存在しません。


家に居るよりも外で何かする事を好み、

いつも通っているデイケアを『塾』と呼びます。

『塾行ってきま〜〜す!!』が頻繁に

『会社行ってきま〜〜す!!』となってしまうのも仕方ありません。

今日も元気にご出勤です!!
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by kiyoshi-ya | 2011-01-08 13:13 | KIYOSHIYA

 新年!!

KIYOSHIYA放浪記をご愛読の希少な方。。。

ご無沙汰しております。孫です。。。

年末年始、何故かバタバタしておりましてパソコンを開くことを忘れておりました。



先日KIYOSHIYAの保険証を見ていたら生年月日の欄に『1919年』と書いていました。

1919年。。。。すっっっっげぇ!!

歴史に全く興味がない私にとって1919年という響きは『ちょんまげ』『切腹』の時代。

改めてKIYOSHIYAの凄さを思い知らされました。

KIYOSHIYAは本日より元気に登校(デイケア)へ。。。

相変わらず『デベソ(出たがり)さん』です。

年末に私の母のお墓参りに行く時もソワソワしてました。

外は吹雪。。。

お墓は山の中なので内緒にしようと思っていたのですが。。。

KIYOSHIYAは騙されません。

そっと出て行く私に

『ばあちゃんはこれでいい??』と自分の服装を確認。

『寒いからお留守番してて!風邪ひくよ』と言うと

『・・・・・・・』

諦めてくれたのか。。と玄関へ行く私の背中に

『私も行きた〜〜〜〜〜い!!』と大きな声。。。子供か。。。


連れていきました ( ̄ω ̄;)

車中で爆睡、到着してもKIYOSHIYAが歩ける様な天候ではないので車中で待機。

でもKIYOSHIYAは満足そうでした。
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by kiyoshi-ya | 2011-01-04 11:32 | KIYOSHIYA

 すてきな朝食。。。

KIYOSHIYAはよく食べます。

私より食べます。

家事の経験も少ないからでしょうか。。。

そのメニューは斬新です。

朝、台所に行くと白いご飯を一生懸命かき混ぜているKIYOSHIYA。

スプーンで「これでもか!!」って位にグリグリグリグリ。。。

そこに。。。。

オロナミンCを投入。。。

そして。。。グリグリグリグリ。。。

「何してるの?!」の問いに。。。

「チャレンジ中!」と嬉しそうにKIYOSHIYA。

一口食べて。。。

「おいしい!」と嬉しそうにKIYOSHIYA。

彼女のアイディアは奇抜すぎて想像を超えてます。
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by kiyoshi-ya | 2010-12-25 13:36 | KIYOSHIYA

 恩返し。。。

KIYOSHIYAは超・超・超、前向きな人です。

何が起きようと思考回路がラッキーな出来事として変換されます。

それは91歳になった今だからではなく、昔からです。

きっと、そうでもなければ生きて行けなかったのではないでしょうか。。。

KIYOSHIYAは大正生まれ、二人の息子を生み、当時としては裕福な暮らしをしていたそうです。

『裕福』っていうのは本人談なので真相はわかりませんが。。。(-。-;)

KIYOSHIYA26歳、次男(私の父)1歳の時に旦那さま(私の祖父)は他界しました。

それからKIYOSHIYAは再婚をすることもなく定年まで勤め上げた人です。

かなりモテたらしいのですが、これまた本人談なので。。。(・・;)

なのでKIYOSHIYAは『家事』というものの経験が少なく、

『節約』という概念も持っていません。

そんなKIYOSHIYAとの生活は私が5歳の時から。。。

私の母が病で倒れ、しばらくして姉も父も家を出て行き。。。

気づけばKIYOSHIYAと二人。

それでもKIYOSHIYAは笑っていました。

KIYOSHIYAの涙を見た事はありません。

4年前、KIYOSHIYA87歳。大腿骨を骨折し『入院』というものを初めて経験しました。

歳も歳なので、もうこれで終わりか??とも思いました。

お医者さんからも『痴呆が進んでいるようなので、施設に入れた方が。。。』と言われました。

時計を見ても何時なのか理解できない。

ベットで横になることを嫌い、廊下を歩き回るKIYOSHIYA。

私もショックでした。

まさかKIYOSHIYAがこんな風になるなんて。。。

初めての入院生活で、本人もかなり動揺していたのでしょう。

当時住んでいたアパートは階段が急な為、許可が出ず引っ越しもしました。

入院前はバスに乗ってウロウロするのが好きだったKIYOSHIYA。

環境の変化の恐ろしさも知ったので今のアパートから近く、バス停まで段差がなく、エレベーター付きのマンションへ。。。

『まだまだ一緒に住みたい!!』それだけでした。

時間をかけ。。ゆっくり。。。ゆっくり。。。


私は恩返しの最中です。

KIYOSHIYAは常に私のそばで今も昔も笑ってくれていました。

最強の見方です。

私はKIYOSHIYAに怒られたことがありません。

甘やかされて育ったと自分でも思います。

でも、

大切なことも沢山教えてもらいました。


私は恩返しの最中です。
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by kiyoshi-ya | 2010-12-25 13:22 | KIYOSHIYA